温泉津温泉 元湯 (島根県 大田市)
温泉津温泉 元湯 (島根県 大田市)
温泉津温泉の宿予約はコチラ
旅に出て、ちょっと温泉でも…という時は、いつもスマートフォンのアプリで近場の日帰り温泉施設を探します。
温泉施設の中でも、なるべく料金の安い共同浴場狙いです。
温泉津温泉に行った時もそんな感じでした。
温泉津温泉…?「おんせんつおんせん」?なんて読むの?
読み方も分からず、アプリにあった簡単な説明に「石見銀山遺跡とその文化的景観の一部として世界遺産に登録されている」という情報のみで、地図を頼りに訪れました。
細い道をくねくねと曲り、こんな先に温泉なんてあるの?と心配になる頃、なんだかタイムスリップしたみたいな集落へ…。

時代がかってる!!
そう、そこが温泉津温泉(ゆのつおんせん)のある温泉街でした。
狭い道の両側に、古い家が続いています。
その先に目指す温泉津温泉の元湯「泉薬湯」がありました。

1300年もの歴史ある温泉だそうですよ。
目の前の駐車場は空いてなかったので、第二駐車場に車を停めました。
そこが集落を抜けた辺りで、不安になるくらい暗く、ホントにここが駐車場なのか!?と思いつつ車を停め、懐中電灯で照らしてタオル等を出しました。
良い街並みの中を歩いて元湯に戻り、大人一人200円を払い早速入ってみます!
入ってみてトイレを探すもトイレがありません。
受付の方に聞くと、向かいの駐車場に公衆トイレがあるとの事。
トイレに入る事を伝えると、ティッシュを数枚渡してくれました。
小さな厠が駐車場の奥にポツンと建っていて、真っ暗なトイレはぼっとんです。
懐かしい…。
トイレを済ませて再度中へ!
鍵なし扉なしの古いロッカーに荷物を置き、浴場に入ってみてビックリ!
シャワーやカランがありませんよ!
予備知識無しに訪れたので、手に持ったお風呂セットがむなしい…。
ぬるめと熱めに分かれた浴槽の縁や床は、温泉の成分で鍾乳洞のような色になっていて、凄い年季が感じられます。
地元の方と思われる年齢層高めの方々が、浴槽の周りに座って井戸端会議ならぬ、風呂端会議をしています。
昼間は観光客も多いようなので、時間的に地元の方の多い時間だったのかもです。
壁側に手洗い場の様な場所があり、蛇口がついていますが、ここは水しか出ません。
カランなどのある決まった洗い場がないので、身の置き所がいまいち分からない…。
狭い浴場内、いるのは顔見知り同士が大半…そんな中突っ立っているのも変なので、とりあえず、おばさま方の端っこの方へ座ってみる。(椅子はなし)
様子を伺うと、どうやら浴槽のお湯を桶に汲んで体を洗ったりしている様子。
私も桶にお湯を組んで、体を洗いました。
浴槽には人が1、2人くらいしか入っておらず、他の6人位の方は浴槽の周りで、お話をしたり、肩を揉んであげたりとまさに裸の付き合いをしておりました。
ぬるめの湯に入ってみると、ぬるめの割に熱い!!
ちなみに熱い方の湯に入る人は、あんまりいません。
ためしに熱い方を触ってみたら、かなり熱かったです。
思わず「あつ~」と言ったのをきっかけに、地元の方が声を掛けてくれ、ちょっとホッ。
地元の人が多いローカルな共同浴場では、よそから来る観光客などは浮いてしまってなんだか落ち着かない…という事もあります。
温泉じゃなくて普通の銭湯だったりすると、自分以外の全員が知り合い、なんて事もあったり…。
なので私はいつも、地元の方とお話をするチャンスがあったら、話すことにしています。
共同浴場に訪れるお年寄りは、話すのが好きな人が多い気がするので、ちょっとこちらのガードを緩めていると、話しかけてきてくれますよ。
地元の方によると、ここと自分の家のお風呂と比べると、湯冷めの仕方が違う!との事。
また、塩分が多めなのでここで髪や顔を洗わない方が良いと教えてくれました。
傷んでしまうみたいです。
なので、髪を洗うことは諦め、顔は蛇口の水で洗いました。
結局、お話したおばあさまの嫁入りの話など、人に歴史あり!なお話を聞きつつ過ごし、「おやすみなさい~」とお先に失礼してきました。
皆さんとてもゆっくり入っていますよ。

元湯の向かいにある、薬師湯。
こちらも共同浴場です。
大人350円。
昭和レトロな素敵な外観、こちらにも入ってみたかった!

となりに建つのは、大正時代に建てられた薬師湯の旧館。
こちらは今はカフェとして利用されているみたいです。
これまたとても素敵な物件!
時間が遅くて閉まっていたのが残念です…。
温泉津温泉 元湯は、これぞ昔ながらの共同浴場!!という感じがして良かったです。
夜の温泉街も良い雰囲気でしたが、昼間にも訪れてみたいな。
薬師湯に入ったり、湯治したりしてみたいです。
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【この近くで格安の宿を探す】 → 島根>大田・江津・浜田・益田・津和野
温泉津町観光協会/温泉津温泉(公式HP)

旅に出て、ちょっと温泉でも…という時は、いつもスマートフォンのアプリで近場の日帰り温泉施設を探します。
温泉施設の中でも、なるべく料金の安い共同浴場狙いです。
温泉津温泉に行った時もそんな感じでした。
温泉津温泉…?「おんせんつおんせん」?なんて読むの?
読み方も分からず、アプリにあった簡単な説明に「石見銀山遺跡とその文化的景観の一部として世界遺産に登録されている」という情報のみで、地図を頼りに訪れました。
細い道をくねくねと曲り、こんな先に温泉なんてあるの?と心配になる頃、なんだかタイムスリップしたみたいな集落へ…。

時代がかってる!!
そう、そこが温泉津温泉(ゆのつおんせん)のある温泉街でした。
狭い道の両側に、古い家が続いています。
その先に目指す温泉津温泉の元湯「泉薬湯」がありました。

1300年もの歴史ある温泉だそうですよ。
目の前の駐車場は空いてなかったので、第二駐車場に車を停めました。
そこが集落を抜けた辺りで、不安になるくらい暗く、ホントにここが駐車場なのか!?と思いつつ車を停め、懐中電灯で照らしてタオル等を出しました。
良い街並みの中を歩いて元湯に戻り、大人一人200円を払い早速入ってみます!
入ってみてトイレを探すもトイレがありません。
受付の方に聞くと、向かいの駐車場に公衆トイレがあるとの事。
トイレに入る事を伝えると、ティッシュを数枚渡してくれました。
小さな厠が駐車場の奥にポツンと建っていて、真っ暗なトイレはぼっとんです。
懐かしい…。
トイレを済ませて再度中へ!
鍵なし扉なしの古いロッカーに荷物を置き、浴場に入ってみてビックリ!
シャワーやカランがありませんよ!
予備知識無しに訪れたので、手に持ったお風呂セットがむなしい…。
ぬるめと熱めに分かれた浴槽の縁や床は、温泉の成分で鍾乳洞のような色になっていて、凄い年季が感じられます。
地元の方と思われる年齢層高めの方々が、浴槽の周りに座って井戸端会議ならぬ、風呂端会議をしています。
昼間は観光客も多いようなので、時間的に地元の方の多い時間だったのかもです。
壁側に手洗い場の様な場所があり、蛇口がついていますが、ここは水しか出ません。
カランなどのある決まった洗い場がないので、身の置き所がいまいち分からない…。
狭い浴場内、いるのは顔見知り同士が大半…そんな中突っ立っているのも変なので、とりあえず、おばさま方の端っこの方へ座ってみる。(椅子はなし)
様子を伺うと、どうやら浴槽のお湯を桶に汲んで体を洗ったりしている様子。
私も桶にお湯を組んで、体を洗いました。
浴槽には人が1、2人くらいしか入っておらず、他の6人位の方は浴槽の周りで、お話をしたり、肩を揉んであげたりとまさに裸の付き合いをしておりました。
ぬるめの湯に入ってみると、ぬるめの割に熱い!!
ちなみに熱い方の湯に入る人は、あんまりいません。
ためしに熱い方を触ってみたら、かなり熱かったです。
思わず「あつ~」と言ったのをきっかけに、地元の方が声を掛けてくれ、ちょっとホッ。
地元の人が多いローカルな共同浴場では、よそから来る観光客などは浮いてしまってなんだか落ち着かない…という事もあります。
温泉じゃなくて普通の銭湯だったりすると、自分以外の全員が知り合い、なんて事もあったり…。
なので私はいつも、地元の方とお話をするチャンスがあったら、話すことにしています。
共同浴場に訪れるお年寄りは、話すのが好きな人が多い気がするので、ちょっとこちらのガードを緩めていると、話しかけてきてくれますよ。
地元の方によると、ここと自分の家のお風呂と比べると、湯冷めの仕方が違う!との事。
また、塩分が多めなのでここで髪や顔を洗わない方が良いと教えてくれました。
傷んでしまうみたいです。
なので、髪を洗うことは諦め、顔は蛇口の水で洗いました。
結局、お話したおばあさまの嫁入りの話など、人に歴史あり!なお話を聞きつつ過ごし、「おやすみなさい~」とお先に失礼してきました。
皆さんとてもゆっくり入っていますよ。

元湯の向かいにある、薬師湯。
こちらも共同浴場です。
大人350円。
昭和レトロな素敵な外観、こちらにも入ってみたかった!

となりに建つのは、大正時代に建てられた薬師湯の旧館。
こちらは今はカフェとして利用されているみたいです。
これまたとても素敵な物件!
時間が遅くて閉まっていたのが残念です…。
温泉津温泉 元湯は、これぞ昔ながらの共同浴場!!という感じがして良かったです。
夜の温泉街も良い雰囲気でしたが、昼間にも訪れてみたいな。
薬師湯に入ったり、湯治したりしてみたいです。

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玉陵【たまうどぅん】(沖縄県 那覇市)
玉陵【たまうどぅん】(沖縄県 那覇市)
玉陵は琉球王国の第二尚氏王統のお墓で、1501年に築かれました。
世界遺産にも登録されています。

石造りの3つの建物からなる大きなお墓です。

左から東室、中室、西室と分かれています。
東室には王と王妃が、西室には前庭にある玉陵碑に記された限られた人達が納められています。
真ん中の中室は、琉球独特の葬制「洗骨」前の遺骸を安置する部屋です。
洗骨とは、遺骸を骨になるまで安置し、その骨を親族の女性が洗い葬るという風習です。
昔の沖縄ではよく見られる葬制で、一部の離島では現存しているそうですよ。
王家の洗骨儀式は深夜から朝までかけて行われ、王家の場合においては実際の洗骨の作業は、アンシタリと呼ばれる故人の御側についていた女官達がしていたと思われるそうです。
それぞれの建物の上にはちょっとユーモラスな見た目の獅子像があります。
両側の像は、獅子と言われれば獅子かなぁ、という感じで不思議な造形ですが、真ん中の像は前足をグッと立て胸を張り王墓を守るに相応しい凛々しい姿です。

こちらの画像は前庭にある玉陵碑。
玉陵に葬られるべき人々の規定を定めたものです。
この規定に背くと「天に仰ぎ、地に伏して祟るべし」とされています。
玉陵にはあまり人がいなかったのですが、まるで城か砦かといったような雰囲気の玉陵は見ごたえがあってオススメです。
首里城からはほんの少しの距離ですよ。
首里城→玉陵→金城町の石畳道と観光すると良いかもしれません。
観覧料金:大人 300円
小人 150円
資料館も入れます。
観覧時間:9:00~18:00
【この近くで格安の宿を探す】 → 沖縄>那覇
↓併せて訪れたい観光地情報はコチラ↓
【沖縄県 那覇市】 琉球王国 その栄華を垣間見る 首里城
【沖縄県 那覇市】 琉球王国時代の雰囲気を味わえる 金城町の石畳道
【沖縄県 那覇市】 那覇市内とは思えぬ森の中にひっそりと佇む、琉球八社の一つ…末吉宮
玉陵は琉球王国の第二尚氏王統のお墓で、1501年に築かれました。
世界遺産にも登録されています。

石造りの3つの建物からなる大きなお墓です。

左から東室、中室、西室と分かれています。
東室には王と王妃が、西室には前庭にある玉陵碑に記された限られた人達が納められています。
真ん中の中室は、琉球独特の葬制「洗骨」前の遺骸を安置する部屋です。
洗骨とは、遺骸を骨になるまで安置し、その骨を親族の女性が洗い葬るという風習です。
昔の沖縄ではよく見られる葬制で、一部の離島では現存しているそうですよ。
王家の洗骨儀式は深夜から朝までかけて行われ、王家の場合においては実際の洗骨の作業は、アンシタリと呼ばれる故人の御側についていた女官達がしていたと思われるそうです。
それぞれの建物の上にはちょっとユーモラスな見た目の獅子像があります。
両側の像は、獅子と言われれば獅子かなぁ、という感じで不思議な造形ですが、真ん中の像は前足をグッと立て胸を張り王墓を守るに相応しい凛々しい姿です。

こちらの画像は前庭にある玉陵碑。
玉陵に葬られるべき人々の規定を定めたものです。
この規定に背くと「天に仰ぎ、地に伏して祟るべし」とされています。
玉陵にはあまり人がいなかったのですが、まるで城か砦かといったような雰囲気の玉陵は見ごたえがあってオススメです。
首里城からはほんの少しの距離ですよ。
首里城→玉陵→金城町の石畳道と観光すると良いかもしれません。
観覧料金:大人 300円
小人 150円
資料館も入れます。
観覧時間:9:00~18:00
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